暮らせば暮らすほどに味わいが増してくる木の家。茨城の豊かな自然と調和する木の家は、四季折々の風景に溶け込み、心地よい暮らしを実現してくれそうです。
このサイトでは、自然素材でもある無垢材を使った家づくりをする茨城の住宅メーカーの中から、おすすめの3社をご紹介します。
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無垢材で建てた家は温かみを感じられるだけではなく、調湿作用や木の香り成分のリラックス効果にも期待が持てます。ここではそんな木の家を建てたいとお考えの方に向け、建てたい住まいごとに茨城の住宅メーカーをご紹介。ぜひ参考にしてください。
キッチンには欠かせないダイニングセットや、自慢の蔵書を収納できる本棚のような家具だけでなく、子どもが喜ぶうんていや登り棒、中にはボルダリングの壁といった特殊な設備も製作可能。
家族で過ごす空間だからこそ、ライフスタイルにぴったり合う設備をフルオーダーで対応してくれます。
また住宅としての強度や防カビ・防虫に適した、吉野檜の無垢材をふんだんに使用。檜特有の香りや質感も、リラックス効果をもたらしてくれます。
木の家づくりについて相談
檜乃アットホーム(029-872-2721)
吉野檜無垢材をふんだんに使用した、自然素材の長期優良住宅(平屋)の構造現場見学会です。
断熱材は「サーモウール」を採用し、耐久性はもちろん断熱性能(等級5)を実現。トリプルガラスサッシや遮熱透湿防水シートを使った、快適な住環境を体験できます。
※上記は2024年8月27日時点の情報です
こだわりの吉野檜だけでなく、長期優良住宅仕様の基礎、在来工法・剛床工法を用いた丈夫な住宅を提供。
他にも羊毛を元にした自然素材の断熱材や、紫外線や断熱性を重視した、二重~三重ガラスのサッシや、樹脂アルミサッシを採用しています。
会社名 | 檜乃アットホーム株式会社 |
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所在地 | 茨城県牛久市岡見町1234-1 |
電話番号 | 029-872-2721 |
施工エリア |
(※上記以外の地域も相談可) |
木の家づくりについて相談
檜乃アットホーム(029-872-2721)
ログハウススタイルの住宅を多く展開しており、中には薪ストーブつきのプランも用意。都会では味わえない非日常空間を体験しながら、ログハウスだからこその生活スタイルが楽しめます。
素材はパインやレッドシダーといった輸入木材をはじめ、日本でも建築材としてよく使われている杉材や檜などを採用。その地域に適した木材を使用することで、丈夫で暖かみのある木の家を実現します。
木の家づくりについて相談
BESS(029-828-6030)
BESSで提供しているログハウスでの生活スタイル実現に向け、資金や予算の立て方、土地の探し方、建築スケジュールといった家づくりについての相談を随時受け付けています。
まだ具体的に決まっていないけれど、今の内に相談しておきたいという人にもおすすめです。
※上記は2024年8月27日時点の情報です
元々「家は道具」というコンセプトから生まれたBESSは、時代の移り変わりとともに、日本人に合うログハウススタイルを追求してきました。
主に自然機能と感性を重視したコンセプトとともに、現在は事業活動の軸を「健康」とし、人の心と身体の健康はもちろん、「環境の健康」も意識した木の家を提供し続けています。
会社名 | 株式会社アールシーコア(BESSつくば) |
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所在地 | 茨城県つくば市島名2835-1(万博公園西F29街区1画地) |
電話番号 | 029-828-6030 |
施工エリア |
※公式HPに記載がありませんでした |
木の家づくりについて相談
BESS(029-828-6030)
二世帯住宅専門の4つのプランを展開しており、それぞれの家族のライフスタイルを考えた、親世帯・子世帯が隣居したプランや、完全に独立したプランなどを提供しています。
木材は色味や質感にこだわった多くの輸入材をはじめ、日本の土地に馴染む国産のオーク材などを採用。柱や壁、床といった住宅には欠かせない部分も、好みにあわせてセレクトできます。
木の家づくりについて相談
住友林業
つくば支店(029-853-8511)
同居型二世帯、完全二世帯など様々な二世帯住宅のパターンに対応する、二世帯住宅専用のご相談会です。
二世帯住宅のモデルハウスである「つくば第一展示場」で、キッチンや収納、家事導線などを理想の間取りを実現するため見学ができます。
※上記は2024年8月27日時点の情報です
「森を育てる家」というコンセプトのもと、環境保全を意識した木を再利用する「ウッドサイクル」事業を行ってきた住友林業。
木そのものが持つ特徴をふんだんに活用し、木目や香り、色合い・風味なども楽しめる木の家を、これまで数多く提供してきたハウスメーカーです。
会社名 | 住友林業株式会社 |
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所在地 |
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電話番号 |
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施工エリア |
※公式HPに記載がありませんでした |
木の家づくりについて相談
住友林業
つくば支店(029-853-8511)
茨城は都心へのアクセスの良さと自然と調和した美しい景観を併せ持っています。さらに、茨城はゆったり暮らすことに適していて、住宅の敷地面積は全都道府県で一番広いんです(※1 平成25年の情報)。
家には、住んでいる人の生活様式や家族構成、趣味嗜好が表れます。木造の注文住宅は自由に加工ができるので、自分らしいおうちが造りやすいと思います。
茨城で建てられる木の家をまとめてみましたので、家造りの参考にしてみてください。
自然が育んだ材木の美しい木目が五感に訴えかけてくる木の家。その優しい色合いは心に落ち着きを与えてくれるだけでなく、年月の経過とともに色合いを変え、深みを増していきます。
こちらは天然の三大美林である木曾桧で建てています。床には接着剤を使わない無垢材を使っています。
木の風合いを大切にしているようで、天井にあえて節のある板材を使ったり、玄関脇のカウンターには特徴的に木目を採り入れたりしています。
木の家を作る工務店さんの中には、棚などの家具を一緒に作ってくれるところもあります。室内の家具もできるだけ木製で統一し、インテリアをトータルコーディネイトできるのは魅力だと思いませんか。上の写真では、薪ストーブのリビングに木材で作られたテーブルが。ダイニングのテーブルやカウンターは、無垢の木材を使って作られています。
こちらは国産木材を使用しています。また現場では熟練の大工が木材の癖を見極めながら、手作業で加工を行ってくれますよ。
自然素材だけを使用しているおうちだと、工務店によっては建築士と一緒に家造りができるんです。
こちらは木炭を使った防虫剤を塗ったり、柱建てに参加したり、建築士と相談しながらオープンな家造りを進めていくことができます。
マイホーム造りは、ほとんどの人にとって一生に一度の体験。できるなら建築現場へ足を運び、家造りに参加したいと考える人もいるでしょう。
自身も手をかけたマイホームへの愛情は、ひとしお深くなることでしょう。
木の家の良いところは、経年変化を味わえることです。丁寧に暮らすことで木の風合いが変わり、ほかの建材でみられる「経年劣化」ではない「経年変化」を楽しむことができます。
このような変化を楽しむためには、お気に入りの木材を吟味して、無垢材などの自然素材を選ぶ必要があります。
木の家は、外観、内装、躯体に木材を使っている住宅です。
いわゆる「木造住宅」は、在来工法やツーバイフォーなど、骨組みに木材を使用している家のことを指します。木造住宅の中には、室内に足を踏み入れたときに、ほとんど木の存在が意識できないものもあります。外装や内装をほどこしてしまうと、外見上は木造住宅であることがわからないのです。
「木の家」の風合いを感じるには、目に触れる外観や内装が木質であることが必要になるでしょう。しかし、外壁を木材にするならメンテナンスが欠かせません。放っておくとささくれや変色ができてしまいます。「準防火地域」に指定されている場所では、木質外壁自体が造れない場合も…。
木のぬくもりを感じながら住みやすさを手にするなら、家の中だけを木材にした木質内装がいいのではないでしょうか。具体的には、床材や壁、天井や柱が木で造られた家です。
家は家族生活の容器です。暮らしのバランスを考えた木の家造りをおすすめします。
木の家造りについて情報を集めていると「無垢材」という単語にめぐり合うはずです。無垢材とは、天然の一枚板を意味します。余計な加工が施されていないため、美しい木目が楽しめるほか、経年変化で渋味が増します。またコンクリートの約2倍の断熱効果があるともいわれています。
無垢材のほかに、集成材や合板があります。集成材は小さい木材を集めて再構成したもので、合板はベニヤを重ね合わせて、表面に天然木の薄板や木目が印刷された紙を張りつけるなどしたもので、どちらも接着剤を使います。建築するときに利便性が高かったり比較的安いことが長所ですが、接着剤に含まれるホルムアルデヒドが、シックハウス症候群の原因になるといわれています。
シックハウス症候群はアレルギーのような症状を起こすもので、家にいる時間の長さや抵抗力の低さなどの理由から、女性や子どもに起こる可能性が高いようです。
より良い木の家づくりのために、無垢材の採用を検討してみましょう。
木の家では、床や壁など、目に入りやすい場所へ木材がふんだんに使用されています。当然ながら、仕上がりの美しいものが望ましいでしょう。木材の表面の美しさは「節の有無」で等級分けされています。
一番等級が低いのは「生節化粧用一等」で、大小の節がたくさん見える状態。その上に「小節」~「上小節」と続き、「特選上小節」になると、ほんの小さな節が数個ある程度。さらに最上級は「無節(むじ)」で、節が全く入っていない木材となります。
画像にあるような黒いシミが木材の「節」です。自然な風合いを好む人もいますが、天井や壁にいくつもある黒い点が目に入って気になってしまう人もいます。
節の無い「無節」だけで木の家を造るためには結構なコストがかかりそうですが、製材所から直接木材を調達している工務店などもあるので、無節が気に入ったのならまずは相談してみましょう。
桧の家といえば、贅沢な家の代名詞である「総桧造り」という言葉が浮かぶと思います。
今のところ、どこまで桧を使っていれば、「総桧」といえるのかはっきりとした決まりがあるわけではないようです。柱をすべて桧で作っているだけでも「総桧」だと謳っているところもありました。伊勢神宮や法隆寺は総桧造りとされています。これらは内装が桧造りになっていますね。
贅を尽くした家のイメージだけでなく、建物の木材すべてを桧にすることができるぐらい、桧は耐久性の高さや湿気への強さを持っているということが、「総桧造り」という言葉に込められているのかもしれません。
2005年のつくばエクスプレス開通で、都心へのアクセスが飛躍的に向上した茨城県。マイホーム購入を機に、移住を検討する人も増えています。
1住宅あたりの敷地面積は424.79平米(約128坪)で、全国平均の263.23平米(約80坪)を大きく上回っています。茨城の建蔽率はおおむね50%なので、平屋や和風住宅など、空間に余裕を持たせた家造りが可能です。
また茨城県は広大な関東平野の一部であるため、自然が豊か。木の家を建てれば周囲の景観と美しく調和することでしょう。
木を触ると温かく感じるのは、熱伝導率が低く手の熱を奪わないからです。木は熱を伝えにくい性質を持っており、熱伝導率はコンクリートの13分の1です(※3)。これが木で包まれた家は冬は暖かく、夏は涼しい理由です。
木材には調湿効果があります。湿気が多い時期、木材自身が吸収に努めてくれるのです。鉄骨には吸湿効果がないばかりか、錆びが進みます。日本の気候風土には、木造が合うのです。
木には天然の香りがあり、一部の木材は酒類の香りづけやアロマに活用されているほど。無味乾燥な鉄骨の家に比べ、室内に足を踏み入れるだけで癒し効果が感じられるでしょう。
人工物質は経年と共に劣化しますが、木材は変化し、深みを増していきます。室内の装飾に木材を多用しておくと、入居から時間を経ることで、さらに味わい深い家になることでしょう。
木材は自然由来の材料ですから、居住者の健康に悪影響を与える可能性は少ないでしょう。家造りに必要なその他の材質、接着剤に配慮すれば、身体にやさしい住まいが実現しやすくなります。
木造住宅は遮音性が低いといわれます。しかし木には低音~高音をバランスよく吸収する働きも。防音を気にするなら、さらに窓を二重にするなどの工夫があれば充分のようです。
木にはショックを吸収してくれる力があります。衝撃を吸収するので歩いても疲れにくく、転んでも比較的痛くありません。木の種類によって異なりますが、それでもコンクリートやプラスチックと比べると衝撃吸収性が高いといえそうです。木の細胞には空気が含まれており、これがやわらかな感触を生んでいます。
断熱性が高いということは、エアコンにかかる光熱費を抑えられるということで、省エネにもなります。断熱材や断熱性の高い窓ガラスを組み合わせることで、空調に頼りすぎないすこやかな暮らしも実現可能です。
樹木にはもともと、雑菌やカビなどから身を護るための「フィトンチッド」という成分が含まれています。この働きは伐採/加工後も持続!自然素材ならではのパワーです。
木造住宅の致命傷となるのは、土台を侵食する水分やカビ、そしてそれを餌とするシロアリです。これらの対策さえきちんと行っておけば、100年以上長持ちさせることもできるでしょう。
木の家で使用される主な木材について調べてみました。木目や色味はもちろん、香りも樹種によって全く異なります。香りは伝えられませんが、色や木目を見てお気に入りを見つけてみてください。
日本の代表的な樹木のひとつです。木曽桧や吉野桧は特に高級な木材とされています。耐久性が高く長持ちすることから、日本では1000年以上前からお寺や神社の建材として使用されてきました。木の家として高級感を感じる「総桧の家」ですが、「総杉の家」や「総松の家」というフレーズが一般的でないことからも、桧の汎用性の高さやブランドイメージの高さを裏付けています。
各地に人工林があって、ほかの木材を全部合わせた量よりも多く生産されています(※2)。杉の中で有名なものは、天然記念物の屋久杉ですが、こちらも天井板や一枚板のテーブルに使用されることがあります。
ニレ科の広葉樹で、重くて硬く、頑丈なことが特徴です。頑丈さと湿気に対する強さから、桧と同じくお寺や神社の建築材として使用されてきました。木として見映えがいいので公園や街路樹としても使われていますね。木材としては流通量が少なく、ほかの木材と比べて2~4倍ほど高い場合があります。
北米を原産とするブナ科コナラ属の広葉樹の総称で、日本の楢(ナラ)とほぼ同じ樹種ですが、プロにしかわからない微妙な違いがあるようです。ナラはいわゆる「どんぐりの木」です。オークの中にもレッドオーク、ホワイトオークなどの種類があり、それぞれ内装や家具・合板として使われます。レッドオークと比べて、ウィスキーの樽にも使われているホワイトオークの方が腐りにくいのですが、両方とも乾燥が弱点です。
直訳すると「松」ですが、木材としては特に北米やロシアから輸入される米松、欧州赤松を指します。加工性に比較的優れていることや、木が大きいため松ヤニのせいで塗装がしづらいことから、骨組みに使用されることが多いようです。
北海道から九州まで分布する広葉樹で、白神山地のブナ原生林などが有名です。欧米にも同じブナ科ブナ属の木材があり、木材としては「ビーチ材」と呼ばれることもあります。
比較的重くて堅い特性を持ち、香りがほとんどありません。内装材としてはドアや窓枠として使用されるほか、テーブルのような脚物家具や食器として使用されます。
ヤチ(湿地)ダモとも呼ばれています。国内では北海道に多く、海外ではロシアや中国など、寒く湿った山地に分布しています。性能が大きく変わらないので輸入材が多く使用されています。フローリングや階段などの場所に使用されています。木目が粗いことが特徴で、自然素材の不揃いな風合いが好きな人は気に入るかもしれません。
主にアメリカ、カナダからの輸入木材です。加工しやすくなっていますが、その反面耐久性は低く、虫にも弱いといわれます。内装材として活用するのが妥当でしょう。
3種類あるセンダン科マホガニー属の総称で、世界三大銘木とされています。中南米で採れる木材で、生産地によってアメリカンマホガニーやホンジュラスマホガニーと呼ばれています。現在ではインドネシアなどで植林を行っていますが、原産地によっては伐採が禁じられているほど希少で、高級な収納家具の木材として使用されてきました。内装としては床材に使用されることがあります。赤みがかった色のフローリングが多いのですが、実際のマホガニーは黄白色やこげ茶っぽい色などさまざまです。
世界三大銘木のひとつ。アメリカの中部のみでしか採れない輸入木材です。加工しやすく、全体を無駄なく使えるという特徴があるため、構造材よりは家具材や装飾材に用いられることが多いようです。
マホガニー、ウォールナットと並ぶ世界三大銘木のひとつです。強い耐久性と美しい木目が特徴で、ベトナムやインドネシアなど、南アジアに分布しています。建築材のほか、フローリング材として使用されることも多くなっています。
北海道や東北など、国内でも寒さの強い地域に分布しています。耐久度はそれほど強くないため、建築材には用いられませんが、内装材や家具に活用されています。
木材は植物としての種類だけでなく、生産地によっても分けられています。天然林と人工林で合計6種類ある「日本三大美林」や有名な木材、海外で採れる高級な木を一部紹介してみました。
ブランド木材にこだわった木の家づくりも素敵かも!お気に入りの木材を取り扱っている工務店さんを探してみましょう。
日本三大美林のひとつ、奈良県で育った桧。吉野杉も同じくブランド木材として知られます。節が少ない、木目がまっすぐ、色つやがとりわけ美しいなどの特徴があります。
日本三大美林のひとつ、青森で育った桧葉。そのルーツは100万年前にまで遡るといわれ、供給量も安定しています。耐久力が強く、香りが良いことで知られています。
日本三大美林のひとつ、長野で育った桧。過酷な環境の中で生育するため、耐久性が高く、狂いが少ない木材として高い人気を誇ります。また年輪が細かいため、木目もきれいです。
宮崎県産の松。そのルーツは江戸時代にまで遡るといわれています。やや赤みを帯びた在職が特徴で、木目も緻密。床材などに好んで用いられることが多くなっています。
高知県で取れる杉。県からは「県木」に指定されているそうです。天然木は年々減少していたため、2017年度を最後に、伐採を一時休止。そのためプレミア度が高まっています。
福島県産の桐で、こちらのルーツも江戸時代に遡るといわれます。厳しい寒さに耐えながら成長するため、年輪が細かく木目が美しいと珍重され、桐たんすなどに加工されています。
鹿児島県屋久島産の杉。その杉林は名所として、多くの観光客を集めています。一般的な杉に比べ緻密で硬く、樹脂を多く含むため腐りにくいと珍重されています。
ヨーロッパ全域に分布している輸入木材。人気の理由は木目の美しさで、心材には紫がかった縞がみられることもあります。装飾材として活用すると良いでしょう。
アフリカに分布している輸入木材。チークによく似た材質ですが、近年原料が減少傾向にあることから、希少価値が高まっています。高級家具の材料に使われることが多いようです。
中米のホンジュラス共和国が原産の輸入木材で、高級家具や楽器の材料として有名。その加工しやすさから、彫刻材として使用されることも多いようです。
長期優良住宅とは、長く持ち(解体の際の廃棄物産出を抑制し、環境負荷を軽減)、なおかつ住宅に対する必要以上の負担を強いない条件を満たす住宅を指します。
その条件として耐震性、耐久性、維持管理の容易性、省エネルギー性、維持保全性、住戸面積、居住環境などを満たす必要があり、認定を受けると補助金が得られる場合があります。
「長期優良住宅」という言葉は、スクラップ&ビルド型社会からストック活用型社会への転換を目的に、国土交通省によって施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」から生まれたものです。こちらが施行されたのは平成21年6月で、長期優良住宅はまだまだ新しい概念といえるでしょう。
長期優良住宅に認定されるメリットはいくつもありますが、ここでは補助金についてご説明します。
新築の木造住宅が長期優良住宅に認定されると、概ね1戸あたり110万円を上限とした補助金が交付されます。
認定の条件として、国土交通省による「地域型住宅グリーン化事業」の一環で募集されているグループに認定された中小住宅生産者(工務店など)が、家を建てている必要があります。
補助金は、施工を行う工務店の補助金活用実績によって上限が異なります。3年間で3戸以内の場合は110万円ですが、4戸以上の場合は100万円です。また、補助金は建設工事費の1割以内でないとなりませんので、1000万円以下の家は満額の補助金が交付されない計算となります。
また、柱や梁、土台など家に欠かせない構造材において、地域材に認定された木材を使用すると上限20万円、トイレ・風呂・キッチン・玄関のうちどれか2つ以上を複数箇所設置すると、三世帯同居対応住宅に認定されて上限30万円の補助金が交付されます。
建てる時だけではなく建てた後にも、金銭的なメリットが付いてくるのが長期優良住宅。以下のような住宅ローンの金利引き下げや税の特例措置が受けられます。
長期優良住宅に認定される条件を簡単にまとめると「耐震性」「省エネルギー性」「維持管理(修繕)のしやすさ」「劣化対策」において、一定の基準を満たしているかどうか、です。
「省エネルギー性」とは、おもに断熱性能です。「劣化対策」においてはシロアリなどの防虫対策が必要となります。住む人の健康を考えた自然素材の家は、化学物質を用いた断熱材や防腐処理剤を使用しないなど、建築材に自主的な制限を持って建てるため、長期優良住宅を適用させることはさらに難しくなります。
長期優良住宅かつ自然素材の家を希望する方は、長期優良住宅の条件をクリアするためにどのような断熱材を使用しているのか聞いてみるといいでしょう。
ここでは、茨城で木の家を建ててくれるハウスメーカーや工務店をいくつかご紹介します。木の持つ心地良い肌触りや温もりに包まれて暮らしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
桧をふんだんに用いた木造住宅造りが評判。「一棟一棟梁」をモットーに、丁寧に時間をかけた、リーズナブル家造りを実践しています。
所在地 | 茨城県牛久市岡見町1234-1 |
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施工エリア | つくば市、牛久市、土浦市、阿見市、龍ヶ崎市、つくばみらい市、守谷市、取手市 茨城県内の上記以外地域も相談OK |
ログハウス建築専門で、フランチャイズ展開中。和風からドーム型まで、そのデザインテイストも非常に多彩となっています。
所在地 | 茨城県水戸市大塚町1465-1 |
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施工エリア | 記載なし。 茨城県内では水戸市とつくば市に展示場があります。 |
水戸市本拠で昭和48年設立。水戸、つくば、ひたちなか、に展示場を構える注文住宅業者です。
所在地 | 茨城県水戸市泉町1-4-28 |
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施工エリア | 記載なし。 茨城県内では水戸市とつくば市に展示場があります。 |
水戸市に本拠を構えているハウスメーカー。東京・新宿にも支社を展開しており、創業から20年の歴史があります。
所在地 | 茨城県水戸市笠原町1196-1 |
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施工エリア | 茨城県全域 |
耐震性の高い「SE構法」、無垢材を中心に採用した「自然素材の家」など、バラエティ豊かな選択肢を用意。
所在地 | 研究学園店:茨城県つくば市研究学園1-3-6 ひたち野うしく店:茨城県牛久市ひたち野東1-24-1 ひたちなか店:茨城県ひたちなか市峰後9-5 |
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施工エリア | つくば市、牛久市、土浦市、取手市、常総市、ひたちなか市、阿見町、那珂市、水戸市、守谷市、龍ケ崎市、稲敷市、下妻市、坂東市、石岡市、かすみがうら市、鉾田市、日立市、笠間市、小美玉市 |
社名通り材木店からスタートし、すでに50年以上の歴史を誇っている会社。木材やそれを活用した木造住宅造りには、高い専門性を持っているようです。
所在地 | 茨城県下妻市高道祖4316 |
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施工エリア | 茨城県南・県央(つくば市、土浦市、守谷市、下妻市、古河市、つくばみらい市、牛久市、筑西市、結城市、桜川市、坂東市、常総市) |
手掛けるのは、木造建築のみ。それも桧を採用した家づくりにこだわっています。建築材に厳選しているのは「木曾桧」。
所在地 | 茨城支店:茨城県水戸市笠原町978-25 茨城県開発公社ビル 2F |
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施工エリア | 記載なし。水戸市のほか、小美玉市、茨城町の施工記録が残っていました。 |
天然素材を使用した家造りに高い専門性を持っており、質の高い建材や珪藻土クロスなど、他社ではオプション扱いとなってしまう内容を標準装備!
所在地 | つくばみらい店:茨城県つくばみらい市紫峰ヶ丘5-7-1 |
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施工エリア | 記載なし。つくばみらい市に支店があり、茨城全域にパートナー工務店があります。 |
自然素材にこだわり有。天井や壁にはビニールクロスを使わず、漆喰などの塗り壁や自然素材を用いた壁紙を使用しています。
所在地 | 茨城県桜川市御領1-34 |
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施工エリア | 記載なし。施工事例から、茨城県央を中心に県南・鹿行地域で施工を行っているようです。 |
和風や和モダンの注文住宅が得意。「長期優良住宅」、ならびに「住宅型式性能認定」の双方をクリアする住宅は要注目です。
所在地 | 茨城県牛久市中央5-13-15 |
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施工エリア | 記載なし。牛久市とつくば市に展示場があり、茨城県南が主な施工エリアのようです。 |
木材をはじめ自然素材をふんだんに使用した、柔らかくおしゃれな雰囲気の注文住宅を得意としています。デザイン・機能面ともに良質です。
所在地 | 茨城県鉾田市柏熊457−4 |
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施工エリア | 茨城県全域と茨城県隣接市町村(エフリッジホームから1時間30分の範囲内) |
生産・加工・施工と全てを一貫して行っている古川林業。安定した品質と価格を提供できるよう努めており、アフターケアも充実していることが特徴です。
所在地 | 東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビルディング |
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施工エリア | 要問い合わせ(東北~東海エリア) |
ヒノキ・スギ・ヒバなどをふんだんに使った快適な天然無垢の家を目指しています。適材適所に使用することで、木材本来の力を発揮できるような家づくりがモットー。
所在地 | 茨城県水戸市見和2-246-1 堤ビル2F |
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施工エリア | 茨城県ほか |
木の家を子育て世代にも手が届く価格を心掛けている株式会社 福の家。古き良き日本家屋の良さを、現代にあったアレンジにしています。
所在地 | 茨城県つくば市千現1-7-2 |
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施工エリア | 茨城県ほか |
茨城には注文住宅を建設する会社がたくさんあり、どこを選べばいいか迷われる方も多いのではないでしょうか?上記で紹介した以外にも木の家を建てられる施工会社はあります。ここでは、地域密着型のところや県外の施工会社、全国対応の大手など、いくつかまとめていきますので、建築会社をお探しの方はお役立てください。
設計を担う建築士がインテリアコーディネーターの資格を持っていることから、デザインにこだわりのある施主から評価を受けているm建。外装・内装だけではなくインテリアについても相談できるので、マイホームへの夢が膨らみます。
所在地 | 茨城県牛久市ひたち野西3-2-8 |
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施工エリア | 要問合せ |
見えないところまで自然素材を使用するこだわりを持つ、イバケン。コンセプトの異なる4つのプランを準備し、それぞれ木材やデザインに変化を見せています。また、使用する木材の相性にもこだわりを持つなど、細部に至るまで配慮を見せるのが特徴です。
所在地 | 茨城県茨城県ひたちなか市馬渡3861-3 |
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施工エリア | 茨城県全域 |
「完全フル装備の家」が強みの富士住建。省エネ性能はもちろん、防犯も考えた住宅の造りになっており、家族が安心安全に住める住宅を目指した配慮が伺えます。木材は樹齢が60年の紀州檜を採用しているほか、フローリングには優しい風合いが楽しめるニュージーランド産の無垢材を使用しています。
所在地 | 埼玉県上尾市原市1352-1 |
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施工エリア | 要問合せ |
創業以来さまざまな住宅を手掛けてきたサンワ設計。耐震性や耐火性能に優れた2×4工法を採用し、自由度の高い住まいの設計が特徴です。住まい全体が断熱効果を生み出す独特の大壁構造を取り入れており、1年快適に過ごせる住環境を目指し設計しています。
所在地 | 茨城県古河市西牛谷1099-1 |
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施工エリア | 要問合せ |
2021年度には省エネ大賞である経済産業大臣賞の受賞歴があり(※)、省エネ性能に優れた家づくりが特徴の一条工務店。モデルハウス出展棟数も多く、さまざまなタイプのモデルハウスを見学できます。
所在地 | 【本社】東京都江東区木場5-10-10
【茨城県内展示場】(日立展示場・日立東展示場)茨城県日立市国分町2-7-1 【ひたちなか展示場・ひたちなか東展示場】茨城県ひたちなか市新光町22 【水戸笠原展示場・水戸笠原東展示場】茨城県水戸市笠原町561-1 【水戸笠原南展示場】茨城県水戸市笠原町560-1 【水戸赤塚展示場】茨城県水戸市姫子2-201-1 【土浦展示場・土浦東展示場】茨城県土浦市下高津4-19-7 【つくばANNEX展示場】茨城県つくば市学園の森3-8-1 【つくば展示場・つくば東展示場・つくば南展示場】茨城県つくば市研究学園6-51-12他 【古河展示場】茨城県古河市旭町1-18-35 【守谷展示場・守谷南展示場】茨城県守谷市本町241-1 【鹿島展示場・鹿島東展示場】茨城県神栖市堀割1-2-32 |
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施工エリア | 全国 |
地域密着の工務店ならではのていねいな家づくりが特徴の国分建設。急な要望や相談にも親身になって対応してくれるなど、対応の良さを評価する声が多く、こだわりの家づくりをしたい人にぴったりの工務店です。
所在地 | 茨城県牛久市田宮2-27-3 |
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施工エリア | 要問合せ |
木のすまい工房では、選りすぐりの天然素材を標準使用。しかも、柱や床材だけに用いるのではなく、壁やドアにも無垢材や漆喰を使用しています。材木に精通しているスタッフに対応しますので、自分らしい木の家を建てたいならピッタリです。
所在地 | 千葉県八千代市大和田新田917-5 |
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施工エリア | 千葉県・東京都(一部地域)・埼玉県(一部地域)・茨城県(一部地域) |
いばらきの家の特徴は、地域適合型の木造住宅を設計・施工しているところ。構造材や仕上げ材には、茨城県産の無垢材を標準で使用しており、木のぬくもりにあふれ、調湿性能にも優れた快適空間を作り出します。
所在地 | 茨城県つくば市研究学園6丁目51-2 つくばハウジングパーク内 |
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施工エリア | 公式ホームページに記載されていません |
国産ヒノキをはじめとした、天然素材にこだわった家づくりをおこなっている石塚工務店。注文住宅は、長期優良住宅認定基準を満たす、耐震や省エネに優れた家を提供しています。
所在地 | 茨城県筑西市飯島555-2 |
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施工エリア | 茨城県:筑西市・結城市・桜川市・下妻市・つくば市・古河市・常総市・板東市・笠間市・土浦市など 栃木県:小山市・真岡市・栃木市・下野市・宇都宮市など |
マヤ建設は、良質な木材の特性を活かし、ナチュラルテイストな家づくりを特徴としています。一級建築士が在籍している建築士事務所なだけあって、こだわりを存分に詰め込んだ住宅を期待できます。
所在地 | 茨城県つくばみらい市陽光台3丁目10番地3 |
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施工エリア | 公式サイトに記載なし |
木の良さを存分に活かした家づくりをおこなっている「すぎのこハウジング」。セミオーダーや企画住宅には「Forest(森林)」の名前が冠されており、木材へのこだわりが感じられます。
所在地 | 茨城県水戸市河和田町1165-1 |
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施工エリア | 筑西市、桜川市、笠間市、水戸市、土浦、つくば、取手、守谷など茨城全域 |
地域密着型の工務店として長年家づくりを続けてきたサンハウス。一棟一棟を丁寧に建築したいという想いから年間5棟程度を目安にして建築を行う代わりに、良質な木材を使用することにこだわっています。
所在地 | 茨城県水戸市見和2-547-3 サンハウスビル2階 |
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施工エリア | 所在地近郊を中心に活動 |
自然素材をふんだんに使用した家づくりを得意としている茨城県つくば市のカイテキホーム。エクステリアの提案もおこなっており、建物づくりだけではないトータルコーディネートが可能です。
所在地 | 茨城県つくば市筑穂2-3-1 |
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施工エリア | つくば市、土浦市、坂東市など |
パッケージではない自由な家づくりを特徴としている「AS IT IS」。家づくりのシステム化を行っておらず、デザインや素材などに制限を設けていないため、こだわりを詰め込んだ家づくりが可能です。
所在地 | 茨城県つくば市吉瀬1595 2F |
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施工エリア | つくば市・土浦市、かすみがうら市、阿見町、つくばみらい市、牛久市、龍ヶ崎市、美浦村、守谷市、石岡市、取手市、利根町、河内町 |
マイホームは、一生のうちで最も大きな買い物といっても過言ではありません。細部まで理想を反映させたいなら、建売や中古では実現が難しいので、イチから家づくりができる「注文住宅」がおすすめ。また完成後に「こうしておけば良かった」と後悔することの無いよう、事前に流れを把握しておきましょう。
木造建築には「鉄筋コンクリートに比べると脆いのではないか」というイメージや固定概念が付きまといます。建築後には何十年という時間を過ごす場所ですから、さまざまな問題点にかんして対策を講じておきたいものです。
家を建てる際には、長期優良住宅として認められると、補助金が利用できたり税金の控除が受けられたりするので、建築にかかるコストをサポートすることも可能です。どのような補助金制度があるのか、長期優良住宅として認められるにはどういったことが必要なのかを知っておきましょう。